MBTIガチ勢の青葉が、6度目の自己診断を受けてみた。

ひょんなことから過去に受けた16Personalitiesの診断結果が5回分も出てきた。

一番古いものは2023年10月29日。約3年にわたって、なぜか律儀に保存していたらしい。

せっかくなので、2026年10月18日現在の診断を改めて受けることにした。

今回はついでに、全60問の回答まで記録してみた。

とくに自己分析をするでもなく、キュレーションの一環として書き留めておこうと思う。


青葉はどう「MBTIガチ勢」なのか

まず断っておくと、青葉楓花はMBTIを本気で信じているわけではない。性格心理学を専門的に研究しているわけでもない。

MBTIというものを、本気で面白がっている。

それが、ここでいう「ガチ勢」である。

そもそも、一般にMBTIと呼ばれているものの中には、本来のMBTIとは異なる診断も含まれる。今回扱う16Personalitiesもその一つだ。

心理学的な測定手法としての妥当性には検討すべき点があり、性格診断の結果を就職活動や人事評価にそのまま利用するのは適切ではないと思っている。

一方で、人間の性格を分類して楽しむこと自体は、別に悪いことではないだろう。

むしろ私は、MBTIが採用している対概念による分類という考え方を気に入っている。

例えば、内向型と外向型。

かつてスーザン・ケインの『内向型人間のすごい力』を読んだ際に、内向性とは外向性が不足している状態ではなく、それ自体に固有の特徴があるのではないかと考えた。
【→講談社の紹介ページ】

ドラクエで例えるなら、戦士や武闘家などの前衛・物理タイプと、魔法使いや僧侶などの後衛・魔法タイプの違いである。

魔法使いは物理火力が低いからといって、戦士の劣化版ではない。

それぞれ戦い方が違うのだ。

もちろん、現実の人間がゲームの職業のように明確に分類できるわけではない。

ただ、内向型と外向型を優劣ではなく異なる志向性として捉える考え方には、大いに共感できる。

また、分類は対象のすべてを説明する必要もないと思っている。

例えば「哺乳類」という分類は、クジラが泳ぐことも、コウモリが飛ぶことも説明してくれない。

だからといって、哺乳類という分類が無意味になるわけではない。

MBTIについても同じだ。

「ESFPだから飲み会が好き」と決めつけるのではなく、「世の中には、典型的なESFP像に近い人もいる」と考える。その人の行動や価値観を理解するための、ひとつの補助線として使えばいい。

分類は好きだが、分類による決めつけは嫌いなのである。

……と、ここまで妙に厳密な話をしているが、要するに性格診断が好きなだけだ。


過去5回の診断結果

過去の診断結果を並べてみた。

5回すべてINFP-T(仲介者・激動型)だった。

分類そのものは一度も変わっていないが、中身を見てみるとなかなか面白い。

診断日内向型直感型感情型探索型激動型
2023/10/2986%74%69%82%82%
2024/3/1592%75%59%87%82%
2024/7/389%72%83%93%81%
2026/2/282%86%76%93%83%
2026/4/2978%92%88%96%79%

まず、激動型は79〜83%という狭い範囲に収まっている。妙に安定している。

探索型は82%から96%まで上昇。回を重ねるほど計画性から遠ざかっているように見える。

一方、内向型は2024年3月の92%をピークに徐々に低下している。

感情型に至っては59%から88%まで幅がある。

これほど数値が違うのに、分類はずっとINFP-Tなのである。

というわけで、約半年ぶりに6度目の診断を受けてみることにした。


6度目の診断、全60問の回答

今回は思いつきで、回答を6問ごとにスクリーンショットで記録してみた。

せっかくなので、60問すべての回答を公開する。

なお、設問の文章そのものは掲載しない。代わりに、各設問を識別するための短いラベルを独自に付けた。

回答は「強く同意」「同意」「やや同意」「中立」「やや否定」「否定」「強く否定」の7段階で表記する。

設問の掲載について(クリックで開く)

16Personalitiesの利用規約第6条には、サイト内のコンテンツを許可なく複製・再公開することなどを制限する規定がある。

本記事は診断サイトの再現や設問の再配布を目的としたものではなく、筆者自身の回答を記録したものである。

そのため、設問の原文を掲載することは避け、独自の識別ラベルと回答のみを公開することとした。

もちろん、この方法が権利者によって承認されているという意味ではない。問題がある場合には、必要に応じて掲載内容を見直したい。

Q01〜Q30

No.設問識別ラベル回答
01友人づくりの頻度強く否定
02未知の発想への好奇心強く同意
03感情的議論への耐性やや否定
04締切遵守の苦手意識強く同意
05不安の少なさ強く否定
06電話をかけることの回避同意
07倫理的問題の議論への関心強く同意
08正直さより思いやり同意
09生活・仕事空間の整頓強く否定
10精神的な余裕のなさ強く同意
11チーム活動への好意やや同意
12未経験の手法への挑戦強く同意
13行動判断での事実優先やや否定
14無計画な一日の頻度強く同意
15他者からの印象への無関心強く否定
16初対面での積極的な声かけ強く否定
17作品解釈の議論への無関心否定
18数字より人間の物語同意
19新しい知識・経験の追求同意
20悪い展開への心配強く同意
21一人で楽しむ趣味への好みやや同意
22創作を職業にする想像の難しさ否定
23感情より効率を優先する判断やや否定
24やるべきことを終えてから休む強く否定
25自分の主張の立証優先否定
26社交の場での受け身姿勢強く同意
27機嫌の急激な変化同意
28感情的な説得力の優位やや同意
29締切直前の着手強く同意
30計画的な業務の前倒し強く否定

Q31〜Q60

No.設問識別ラベル回答
31一人より人と過ごす好み否定
32理論的議論への退屈やや同意
33事実より自分の心を優先やや否定
34定期的なスケジュール維持の難しさ強く同意
35決断を見直すことの少なさやや同意
36友人から見た社交性同意
37創造的表現への関心強く同意
38客観的事実に基づく判断やや否定
39毎日のToDo作成への好意強く否定
40プレッシャー下での冷静さ強く否定
41人脈形成・自己売込みの負担強く同意
42複雑で斬新な発想への高揚やや同意
43初対面での相互理解同意
44中断した計画の早期復帰重視やや否定
45過去の失敗へのこだわり強く同意
46未来社会の議論への無関心否定
47感情に左右される感覚強く同意
48効率より当事者の感情やや同意
49突発的な集中作業スタイル強く同意
50高評価後の失望への懸念同意
51単独作業の仕事への魅力やや否定
52哲学的思考の無駄感強く否定
53賑やかな場所への好み強く否定
54確信に基づく即時行動やや同意
55小さな失敗による自己能力への疑念同意
56手順を省かない作業姿勢やや否定
57創造的問題解決への職業的関心やや同意
58判断時の感情的直感への依拠やや同意
59整理・管理ツールへの好意やや同意
60自分に関する物事への楽観否定

今回の診断結果

さて、全60問に回答した結果がこちら。

INFP-T(仲介者・激動型)!

6回連続である。

もはや驚きもない。笑

では、今回の数値を見てみよう。

診断結果を元にChatGPTが生成。数値の変化は前回の自己診断(2026年4月29日)との比較。

相変わらずINFP-Tではあるものの、前回からはかなり変化している。

感情型は15ポイント低下。激動型は10ポイント上昇し、過去最高の89%となった。

そして、内向型は69%。

2024年3月には92%もあったことを考えると、随分と変わったものである。

6回分をグラフにしてみる

約3年間の5指標の推移
全6回の診断結果。各指標の該当側の割合(%)

診断結果を元にChatGPTが生成

改めて見ると、探索型は一貫して高い。

一方、感情型は回によって大きく変化する。内向型は2024年3月以降、毎回低下している。

ただし、これが実際の性格の変化を意味しているかどうかはわからない。

16Personalitiesは自己報告式の診断であり、回答するときにどのような場面を想像したかによっても結果は変わりうる。

今回の私は、日常生活における素の自分というよりも、仕事中の自分を想定して回答することが多かったように思う。

それが数値にどう影響したのかはわからないが、少なくとも過去の診断と完全に同じ条件で回答したわけではない。

そうした事情も含めて、眺めて楽しむことにしたい。


個人的に気になった質問

せっかく全60問の回答を記録したので、その中から個人的に気になったものをいくつか取り上げてみたい。

Q36:友人から見た社交性

この設問には「同意」と回答した。

私は内向的な人間だと思っているが、他人からは社交的だと評価されることもあると思う。

ただし、ここでいう社交性とは、飲み会で積極的に話題を振ったり、場を盛り上げたりする能力ではない。

仕事中に意識的にいろいろな人と会話をすることや、さしあたっての人当たりの良さの話である。

仕事を円滑に進めるためには、構成員の感情にも配慮する必要がある。また、管理職的な立場では、報告を待つより自分から情報を取りに行った方がよい場面もある。

だから、意識的にコミュニケーションを取るようにしている。

一方、大人数の飲み会では、自分を境目にして左右で別のグループが盛り上がっていることがある。

どちらにも参加できないまま、端っこで虚無になっている。

私の社交性は、そういう社交性である。

Q43:初対面での相互理解

こちらも「同意」と回答した。

実は、初対面の人と話すことはそれほど苦手ではない。

むしろ難しいのは2回目以降で、相手とどうやって親密になっていけばいいのか判断に迷う。

例えば、同期や仲間内で恋愛の話題が出たとき。

「彼氏・彼女はいるの?」といったプライベートな話題を尋ねられることには抵抗がない。聞かれれば普通に答える。

しかし、自分から相手に同じ質問をしてよいのかは、なかなか判断できない。

会話の中で、どのタイミングで、どんな角度から話を振るべきか。

そうした即時的な判断に、比較的大きな負担を感じる。

ちなみに、3〜4人程度の会話で、話す側と聞く側を行き来しているときが一番リラックスできる。

人と話すことが嫌いというわけではないのである。

Q59:整理・管理ツールへの好意

今回、特に面白いと思った設問のひとつ。

私は整理整頓や金銭管理が苦手である。

実際、Q09の「生活・仕事空間の整頓」には強く否定し、Q39の「毎日のToDo作成への好意」にも強く否定している。

ところが、Q59の「整理・管理ツールへの好意」には、やや同意した。

矛盾しているようにも見えるが、本人としては特に矛盾していない。

整理や管理が得意だからツールを使うのではなく、苦手だからこそツールを使って補おうとしているからだ。

日々のToDoリストを作るのは好きではないが、調査資料の原典目録や台帳を作るのは好きなのである。

こういう設問は、同じ回答でも、人によってそこに至る理由が違うのではないだろうか。

Q13・Q33・Q38・Q58:事実と感情の優先順位

今回、回答する際に少し迷った設問群である。

私は相手の感情を尊重したいとは思っているが、事実よりも感情を優先するかと聞かれると、そう単純な話でもない。

例えば仕事において、相手の感情に配慮するのは、必ずしも感情的な判断だからではない。

相手に安心して話してもらうことや、職場の人間関係を良好に保つことが、業務を円滑に進めるために必要だと判断しているからでもある。

一方で、プライベートな意思決定では、自分の好き嫌いや感覚を優先する場面もある。

今回の診断では仕事中の自分を想定した回答が多かったため、こうした設問への回答も過去とは違ったかもしれない。

つまり、同じ人でも「どんな場面の自分」を想像するかによって回答が変わる可能性がある。

こういうところも自己報告式の診断の面白さだと思う。

Q49:突発的な集中作業スタイル

これは強く同意した。

着実に努力を積み重ねるというより、興味のあることに突然ものすごい勢いで取り組むタイプである。

例えば、ブログの記事を書くために資料を調べ始めたら、そのまま何日も調査に没頭してしまうことがある。

その一方で、日常の細かなタスクを計画的に処理することは苦手だ。

今回も、過去の診断結果を5回分発見したことがきっかけで、60問すべての回答を記録し、一覧表まで作ってしまった。

関心のあることとないことの落差が大きいのである。


おわりに

というわけで、2023年から2026年までの約3年間に受けた16Personalities診断は、6回すべてINFP-Tだった。

ただし、内向型は最大92%から69%まで低下した一方で、感情型は引き続き59〜88%という大きな範囲で変動している。

結局、これらが何を意味するのかはよくわからない。

そもそも、何かの結論を導き出すために記録したわけでもない。

ただ、同じ診断を繰り返したら、同じ分類のまま数値が結構変わるというのは面白かった。

今回の回答記録が、性格診断について考えている誰かの参考になるのであれば、それはそれで嬉しい。

次回はいつ診断するのか。

特に決めていない。

以上、MBTIガチ勢・青葉楓花の6度目の自己診断でした。

だからなんだって話だけど。


参考・関連リンク

※本記事は筆者個人による診断記録と感想です。MBTIおよび16Personalitiesの公式な解説・評価ではありません。

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