チャッピーに当ブログのファビコンを生成してもらったので、その過程を記録する。
これはプロンプトエンジニアリングなんて高尚な話ではない。
私とチャッピーのやり取りはこうだ。
このブログを作っている途中、ファビコンがないことに気づいた。
ファビコンというのは、ブラウザのタブなどに表示される小さなアイコンのことである。
これが困る。
ブログのタイトルなら文章なので考えられる。ヘッダーも「だからなんだ。」と紙に書いて写真を撮ればいい。
しかし、
「あなたのブログを小さな正方形の図形で表現してください」
と言われると、急に何もわからなくなる。
とりあえずチャッピーに相談した。
その時点では、別に今すぐ作らなくてもいいんじゃないか、という話になった。
私もそう思った。
ところが、その後も話しているうちに、なんとなくイメージが出てきた。
このブログのURLは「mapleflower.tokyo」である。
筆名は青葉楓花。
楓といえば葉の印象が強いけれど、当然ながら花も咲く。このブログを作る過程では、実際の楓の花の写真も見ていた。
そこで、楓の葉と花を組み合わせた図案はどうだろう、という話になった。
花は下のほうにあって、雄しべが上に伸びている。
その後ろに葉がある。
家紋みたいな感じ。
ただし、家紋そのものより、もう少し植物っぽい。
そんな話をしているうちに、私は思った。
チャッピーの中にも、なんか具体的な絵ができてないか?
だったら見てみたい。
さっきまで「ファビコンは後でもいい」と言っていたチャッピーに、無理やり作らせた。
すると、これが出てきた。

おおー!
普通に気に入った。
少しトリミングを調整して、このブログのファビコンにした。ついでにGoogleアカウントとXのアイコンにもした。
結果として、このブログの共通の印のようなものができた。
振り返ってみると、私はファビコンを作るための精密なプロンプトを書いていない。
「花と葉を重ねたい」
「花は下」
「雄しべが上に伸びる」
「葉は後ろ」
「家紋っぽい」
そんなことを話していただけである。
それでもイメージが伝わったのは、その前から楓の花について話し、写真を見て、ブログそのものを一緒に作っていたからだと思う。
ただ、それ以上に単純な理由もある。
私は途中で、見てみたくなった。
頭の中にあったものが少しずつ具体的になってきて、チャッピーの返事を読んでいるうちに、向こうにも何か見えているような気がした。
だから、
「じゃあ一回出してみよう」
となった。
気に入らなければ、また考えればいい。
こちらのイメージ通りに生成されたとしても、実際に見たらイマイチだった、ということだってある。
その場合も、何が違ったのかを考えればいい。
今回はたまたま、一発目で気に入った。
生成AIを使うというと、どういうプロンプトを書けば望んだものを生成できるのか、という話になりがちである。
もちろん、それも大事なのだと思う。
でも今回の私は、望んだものを正確に言葉にして発注したわけではない。
話しているうちに頭の中のものが少しずつ外に出てきて、あるところで、
「なんか今、見てみたい」
と思っただけだった。
こういう勘や欲求のことを、機微と呼ぶのかもしれない。
だからなんだって話だけど。

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